今回は、ダメージ減衰について。ダメージ上限スキルなどについても説明します。
目次
ダメージ減衰に関するオススメ記事
グラブルで編成を組むためには、必ず【ダメージ減衰】について知っておかないといけません。
知っておかないとせっかくの火力が無駄になってしまう可能性があるからです。
ダメージ減衰についてはwikiのこのページを。
一般的なRPGにおける「ダメージ上限」
グラブルのジャンルは「RPG」ですよね。
ドラクエやFFなどを筆頭に、国産外国産問わず、さまざまなRPGが開発されています。
その中でも、パーティーメンバーのレベリングや装備強化を行っているうちに途中で与ダメージがカンストしてしまうゲームってありますよね。
FF10では、キャラのパラメータをいくら上げても戦闘での1発のダメージが9999でカンストしてしまう仕様でした。
その後、【ダメージ限界突破】というスキルを装備に付与するとそれ以上のダメージが出せるようになるのですが…
グラブルにおける「ダメージ減衰」「ダメージ上限」
グラブルにも、「ダメージ上限っぽいもの」が設けられています。
9999のようにピタッと止まってしまうような上限が定められているわけではなく、基準のダメージを超えるとそれ以降のダメージの伸び幅がガクッと下がってしまうような減衰ラインが設けられています。
減衰ラインは何段階か設けられており、段階が最大まで行くとそれ以上はどれだけステータスを伸ばしても、与ダメージはほんのちょびっとしか伸びていきません。
伸び幅が小さすぎてまるでダメージがカンストしたように感じることと思います。
このことをグラブルではダメージ減衰、ダメージ上限などという言い方をします。
おおよそのダメージ上限
グラブルのダメージ上限は、通常攻撃や奥義ダメージなどそれぞれの攻撃行動ごとに値が設けられています。
基本的には通常攻撃と奥義のところだけ覚えておけばいいと思います。
通常攻撃 | 約44万 |
奥義 | 約168万 (最終上限解放十天衆は203万) |
チェインバーストダメージ | 約168万 |
アビリティ | 各自異なる |
背水スキルをたくさん盛って闇ゾーイのコンジャクションでHPを1にしても通常攻撃は44万くらいで落ち着いてしまいます。
なんで頭打ちになるの?
※計算とか見るのも嫌な人はここはすっ飛ばしてOKです。
グラブルで敵を攻撃しようとした時、与ダメージはキャラや装備のステータスに武器スキルやバフなどの倍率を乗算して算出されますが、
その値が一定のラインを超過すると、まるで税金が徴収されるようにして、与ダメージがカットされてしまいます。
(税率のかかり方は、日本の所得税の超過累進税率方式と同じような仕組みだと思います。)
減衰ラインはいくつか段階が設けられており、ダメージ超過分はそれぞれ規定の割合だけカットされます。
通常攻撃の場合、こんな感じ。
元のダメージ分 | カット後のダメージ反映量 |
0~30万 | 100% |
30~40万 | 80% |
40~50万 | 60% |
50~60万 | 5% |
60万~ | 1% |
この表だけ見ると、60万以上出せる人は60万の1%、つまり6000しか与ダメージが出てないの?と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。
ダメージカットが適用されるのは、飽くまで30~40万や40~50万などの間の10万分のみの数値ということです。
通常攻撃が60万ダメージ出せる火力を持つ人の実際の与ダメージ
- 30万=30万 (30万までは100%反映)
- 10万×80%=8万 (30~40万帯の10万は80%)
- 10万×60%=6万 (40~50万帯の10万は60%)
- 10万×5%=0.5万 (50~60万帯の10万は5%)
30+8+6+0.5=44.5万
60万出せる火力があっても、実際の与ダメージは44.5万付近となってしまいます。
それ以上は火力が伸びても、与ダメージは+1000とか2000くらいしか伸びなくなってしまうんです。
火力の高い人ほど割を食ってしまいますね。
[st-mybox title=”クリティカルダメージも減衰にひっかかってカットされちゃう? ” fontawesome=”fa-question-circle” color=”#03A9F4″ bordercolor=”#B3E5FC” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]カットされます。
クリティカルで伸ばしたダメージもしっかりカットされてしまいますので、過剰にクリティカル系のスキルを積んでも与ダメージにはそこまで反映されないってことになっちゃいますね。
グラブルにおけるダメージ限界突破
グラブルにもダメージを限界突破させる手段はあるのでしょうか。
結論から言うとあります。
限界突破させる手段はいろいろあるのですが、今回は代表的なものを紹介します。
天司武器などに付いている「与ダメージUP効果」
ミカエル、ガブリエルなど四大天司の武器です。一部アーカルム石のサブ加護や、一部キャラのサポートアビリティにも付与されています。
攻略サイトで「とりあえず作れ」とオススメされた方が多いのではないでしょうか。
天司武器に付いている「与ダメージUP」は、かなり特別な性質を持っています。
減衰ラインによってカットされた後のダメージに乗算されるスキルなので、実質的に上限を超えるダメージが出ます。
前の項で通常攻撃で60万のダメージが出せる火力の人は実際の与ダメージは44.5万になると書きましたが、この人が天司武器を装備した場合
※SSR天司武器の与ダメUP倍率は20%です。
44.5万×1.2=53.4万 与ダメージが53.4万出るようになります。
通常攻撃だけではなくて奥義ダメージにも効果がありますよ。
ダメージ減衰ラインにひっかかっている人はもちろん、ひっかかっていない人の与ダメージも伸ばすので、初心者から作っておくことをオススメしています。(武器の収集を1枠サボれるし。)
各種ダメージ上限上昇効果
四象武器の邪などには、「ダメージ上限上昇効果」がついています。
主人公のランクリミットボーナスや奥義特化ですが必殺スキルもここで良いと思います。
これはダメージ減衰ラインを引き上げる効果があります。
(例えば、通常攻撃の減衰開始ラインは30万ですが、10%の上限上昇効果を入れるとラインが33万に引き上げられます。※1)
その特性により、元々ダメージ減衰ラインに到達していない人には恩恵はありません。
奥義ダメージ上限上昇、アビリティダメージ上限上昇など、効果が限定されているものもあります。
※1この項についてはwikiに詳細の記述がなく、ダメージ上限効果のかかり方についても諸説あるようですので参考程度に見ていただければと思います。
反骨や召喚石のシヴァなど
基本的にただの攻撃UP効果バフで増えたダメージは規定の減衰ラインによってカットされてしまうのですが、
- 反骨…オーバードライブ時攻撃大幅UP
- 追い打ち…ブレイク時攻撃大幅UP
- シヴァの召喚効果
など、一時的にダメージ上限を引き上げる効果を持つものもあります。
特にシヴァの召喚効果は強力なのでメカニック奥義ワンパン編成にもよく使用されていますね。
最後に、装備編成の秘訣
ダメージ減衰、ダメージ上限についてはこんなところです。
今回のことを踏まえた上で、編成を作っていくなら↓
[st-mybox title=”” fontawesome=”fa-question-circle” color=”#03A9F4″ bordercolor=”#B3E5FC” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]- とりあえず天司武器を作る
- ダメージ上限付近のダメージを目指す
- ダメージ上限付近になってきたら、ダメージ上限UPスキルを積極的に編成する
- それでも火力が過剰なら、追撃や連撃確率を増やすスキルを取り入れる
以上です。